症状 | 特徴 |
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発熱 | 発熱は、37~38℃の微熱があります。3日以上続くことはほぼありません。 |
発疹 | 発熱と同時に赤くて丸くて小さな紅い発疹が全身に現れます。特徴として、はじめは顔、首、耳などに現れやすく、そのご全身にひろがります。発疹に伴うかゆみはありません。3日ほどたてば跡を残さず消えます。 |
リンパ節の腫れ | 発疹があらわれる数日前から全身及び耳の後ろ、頸部などのリンパ節が腫れ始め、3~6週間程度持続します。ただ、リンパ節の腫れをきたさないこともあります。 |
※なお、病気が回復したあとは、風疹に対する免疫ができるため、再び風疹にかかることはありません。
大人や妊婦の症状
大人や妊婦が感染した場合は、上記の症状のほか、大人の場合は合併症を生じ、妊婦の場合は胎児に影響を与えます。詳しくはこちらをご覧ください。
- <大人も風疹にかかる?
- 妊娠中に感染したら危険?
合併症など
合併症として、非常にまれですが血小板減少紫班病(出血を止めるのに必要な血小板がどんどん壊れて少なくなるため、血が止まりにくくなる病気)や関節炎、髄膜炎、脳炎、溶血性貧血(赤血球がどんどんこわれて貧血になる病気)、などがみられることがあります。
風疹の経過中に、頭痛、けいれん、意識障害、皮膚の赤い点々、強い疲労感などがでたら、病院で受診するようにしましょう。