風疹ワクチンの副作用

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風疹ワクチンは、副反応の非常に少ないワクチンといえます。副反応としては、まれに発疹、じんましん、紅斑、掻痒、発熱、リンパ節腫脹、関節痛などを認めることがあります。成人女性に接種した場合、小児に比べて関節痛を訴える頻度が高いといわれています。
(国立感染症研究所の調査によれば、風疹ワクチンは主として1~3歳児が受けており、接種後に観察された発熱は11.9%(うち、38.5°C以上は7.3%)、局所反応は1.4%(接種3日目以内に集中)、発疹は2.6%(約半数が0~7日に発生)、リンパ節腫脹は0.4%、関節痛は0.3%)

重篤な副反応として、まれにショック、アナフィラキシー様症状の報告がありますが、ワクチンからゼラチンが除去されてから、これらの報告数は激減しています。また、まれに急性血小板減少性紫斑病が報告されています。

(定期接種後の血小板減少性紫斑病の報告件数は、平成14年度2件(接種者数1,245,227人)、平成13年度2件(接種者数1,533,866人)、平成12年度4件(接種者数1,723,735人)、平成11年度6件(接種者数2,028,508人)となっています。)

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